



















天野川には小さな魚の群れがあちこちにできていたが、全然関係なさそうなところでコサギちゃんがじーっと待ち構えていた。
群れに特攻しても散り散りになるだけだし、ならば遡上を待ちましょうってスタンスかな。
ところで帰りに寄った田んぼのわきの道にサギ類のうんこが広がっていてそこにナミアゲハの男の子が来てちゅーちゅーしていた。
ウラギンシジミがカエルの亡骸に止まって無我夢中でちゅーちゅーしているところは見たことがある。
写真を撮るのにしゃがんで少しレンズを近づけても気にしない様子でちゅーちゅーしていた。
よほど貴重な栄養源なんだなあと感じた。
翻ってこれは…。栄養源になるんだろうか、サギ類のうんこ……。
帰ってから「アゲハ 鳥の排泄物 吸う」(鳥の糞って言葉を入れると若齢芋ちゃんの記事だらけになるしちゅーちゅーの言いかえも思いつかないし)で検索したら
という記事が出てきた。確かにこの子は男の子だ。
ああ、そうなのかそうなのか、頑張って女の子見つけて子孫を残そうな。
おばはんとこに来てくれて全然かまへんから女の子に言うといてな。今度はちゃんとお部屋の中で育てるからなーーーーーー。
この子の子孫が寄生バチにやられないで夏の空に飛び立てる日が来ますように。
君も無事に羽化できてよかったなぁ。鳥ちゃんに食べられへんように気を付けるんやで。
いや、ほんま飛び立てなかったうちで育てた子たちには心から謝りたい。